本資料は、2026年にモンゴルで開催される代表的なイベント・フェスティバルについて、日本人旅行者の方に『何が体験できるのか』『どんな準備が必要か』『日本との違いは何か』を分かりやすく解説した編集可能なガイドです。
ツァガーン・サル(モンゴル旧正月)|2月

どんなイベント?
モンゴルで最も重要な伝統行事で、日本のお正月に相当します。
家族が集まり、年長者を敬い、新年の健康と幸福を祈ります。
旅行者は何ができる?
・一般家庭または観光用ゲルでの新年訪問体験
・伝統料理(ブーズ、乳製品)の試食
・民族衣装『デール』体験
日本人向けポイント
・非常にフォーマルな行事のため礼儀重視
・−20℃以下になることもあり防寒必須
・静かで丁寧な態度が好印象
春の鷹匠祭(Spring Golden Eagle Festival)2026年3月7日–8日 | ウランバートル付近

どんなイベント?
春の鷹匠祭(スプリング・ゴールデン・イーグル・フェスティバル) は、モンゴル西部を中心に受け継がれてきた カザフ民族の鷲狩り(ワシ使い)文化 を、春の時期に都市近郊で紹介する文化イベントです。
秋に開催される本格的なゴールデン・イーグル祭とは異なり、
アクセスしやすく、短時間でも体験できる ことが特徴で、
初めてモンゴルを訪れる日本人旅行者にも人気があります。
旅行者は何ができる?
・鷲(イヌワシ)と鷹匠による 飛行・呼び戻しデモンストレーション の見学
・鷹匠が鷲を訓練する様子の観察
・カザフ民族の 伝統衣装・音楽・踊り の鑑賞
・鷲を腕に乗せての 記念撮影(※安全管理下)
・短時間の文化解説(英語/場合により日本語サポート)
日本人向けポイント
・ウランバートル近郊開催 のため、長距離移動が不要
・半日〜1日で体験可能 → 市内観光と組み合わせやすい
・動物ショーではなく 伝統文化の保存活動 という位置づけ
・春でも気温差が大きく、防寒ジャケットは必須
・写真・動画撮影好きの方に特におすすめ
こんな方におすすめ
・モンゴルの伝統文化を 短期間で体験したい方
・動物や民族文化に興味がある方
・ゴビや地方移動が難しい日程の方
・初めてモンゴルを訪れる日本人旅行者
注意事項
・天候や鷲のコンディションにより内容が一部変更される場合あり
・鷲への接触は必ずスタッフの指示に従う必要あり
・春先は風が強く、体感温度が低くなることがあります
千頭ラクダ祭り(南ゴビ地域)2月

どんなイベント?
千頭ラクダ祭り は、モンゴル南部ゴビ砂漠で開催される、フタコブラクダの文化と遊牧民の暮らしを守るための冬祭り です。
近代化によりラクダ飼育が減少する中、この祭りは ラクダ文化の保存・次世代への継承 を目的として行われています。観光向けに演出されたイベントではなく、現地の生活に根ざした本物の文化行事 である点が大きな特徴です。
旅行者は何ができる?
・フタコブラクダに乗っての 砂漠トレッキング体験
・ラクダレース、装飾コンテストなどの見学
・ゴビの遊牧民家庭を訪問し、冬の遊牧生活を体感
・伝統音楽・民俗舞踊の鑑賞
・広大なゴビ砂漠での写真・動画撮影
日本人向けポイント
・開催地は 都市部から離れた自然環境
・トイレ、暖房、通信環境は 最低限
・観光地化されていないため、「不便さ=体験価値」
・冬のゴビは非常に寒く、−20℃前後 になることも
・自然・文化・冒険を楽しめる方向け
こんな方におすすめ
・大自然の中で 非日常体験 を求める方
・動物や遊牧文化に強い関心がある方
・写真・映像撮影を目的とする方
・一般的な観光より ディープな体験 を重視する方
注意事項
・天候(風・寒波)によりスケジュールが変更される場合あり
・長距離移動が必要なため、体力にある程度余裕が必要
・防寒具(ダウン、手袋、ネックウォーマー等)は必須
・キャッシュ携帯推奨(カード利用不可の場合あり)
5月(May) テコンドー アジア選手権大会 2026年5月19日〜24日|ウランバートル
概要:アジア各国のトップ選手が集まる、テコンドーの大規模国際大会です。
スピード感のある試合と高い競技レベルが見どころです。
旅行者向けポイント:
・室内開催で天候の影響を受けにくい
・試合観戦は短時間でも楽しめる
・スポーツ観戦+市内観光の組み合わせに最適
チェス(将棋)アジア選手権大会 2026年5月|ウランバートル(予定)
概要:アジア各国の代表選手が参加する、知的スポーツの国際大会。
モンゴルはチェス強国としても知られています。
旅行者向けポイント:
・静かな会場で落ち着いて観戦可能
・モンゴルの知的スポーツ文化に触れられる
・文化・教育に関心のある方におすすめ
草原の風 国際モーターサイクルフェスティバル6月6日〜7日
概要:モンゴルの広大な草原を舞台に開催される国際モーターイベント。
ライダー交流、走行デモ、アウトドア文化が融合したフェスです。
旅行者向けポイント:
・スピード感と大自然を同時に体験
・写真・動画撮影に最適
・アウトドア・モータースポーツ好き向け
天の精霊 シャーマン祭 6月12日〜15日
概要:モンゴルの伝統信仰であるシャーマニズム(精霊信仰)を紹介する文化祭。
儀式、祈り、音楽を通じて精神文化に触れます。
旅行者向けポイント:
・非常にスピリチュアルで静かな雰囲気
・宗教・精神文化に興味のある方向け
・写真撮影は制限される場合あり
ツル祭(クレイン・フェスティバル)6月13日〜14日
概要:渡り鳥・ツルの保護を目的とした自然共生型イベント。
自然観察と環境保護の啓発が中心です。
旅行者向けポイント:
・バードウォッチングが楽しめる
・自然・エコツーリズム志向の方向け
・落ち着いた雰囲気のイベント
グランドスラム柔道大会6月19日〜21日
概要:世界トップレベルの柔道選手が参加する国際大会。
モンゴルは柔道強国として知られています。
旅行者向けポイント:
・日本人にとって親しみやすい競技
・短時間観戦でも満足度が高い
・市内観光と組み合わせやすい
馬頭琴と遊牧文化の日(牧馬文化祭)6月21日
概要:馬と共に生きる遊牧民文化を紹介する記念イベント。
音楽・儀礼・伝統生活の展示が行われます。
旅行者向けポイント:
・モンゴルらしさを気軽に体験
・半日観光に組み込みやすい
・文化体験初心者向け
フレー・ツァム舞踊 ダンシグ・ナーダム
6月27日〜28日
概要:仏教儀礼舞踊「ツァム」と、伝統的なダンシグ・ナーダムを組み合わせた宗教文化行事。
色鮮やかな仮面舞踊が最大の見どころです。
旅行者向けポイント:
・写真映えする伝統舞踊
・宗教文化への理解があるとより楽しめる
・市内開催が多く参加しやすい
ナーダム祭(国民的スポーツ祭)|7月

どんなイベント?
ナーダム祭 は、モンゴルで最も重要かつ最大規模の国民的祭典で、モンゴル人の歴史・誇り・遊牧文化を象徴するイベントです。
中心となるのは、モンゴル相撲・競馬・弓競技 の「三つの男の競技」。
これらは何百年も前から続く伝統競技で、単なるスポーツではなく 民族文化そのもの として受け継がれています。
旅行者は何ができる?
・国立競技場での モンゴル相撲(ブフ)観戦
・草原で行われる 長距離競馬の見学(数十km)
・伝統衣装「デール」を着た人々の撮影
・弓競技の見学と文化解説
・屋台や臨時マーケットでのローカルフード体験
日本人向けポイント
・競馬は日本と大きく異なり、草原を走る長距離レース
・騎手は子どもが多く、文化的背景の理解が重要
・観客席は自由形式で、ピクニック感覚
・非常に写真映えするイベント
・7月でも朝晩は冷えるため上着があると安心
こんな方におすすめ
・モンゴル文化を 一度に深く知りたい方
・伝統行事や民族スポーツに興味がある方
・写真・映像撮影が目的の方
・夏のモンゴルを象徴するイベントを体験したい方
注意事項
・ナーダム期間中は 国内移動・ホテルが混雑
・競馬会場は市内から離れている場合あり
・日差しが強いため帽子・サングラス推奨
・公式日程は地域により異なる
ARAフェスティバル7月1日〜31日
概要:1か月間にわたり開催されるアート・音楽・カルチャー系フェスティバル。
展示、ライブ、マーケットなど多様なプログラムが行われます。
旅行者向けポイント:
・滞在中いつでも立ち寄りやすい
・若者文化・現代モンゴルを感じられる
・市内観光と相性が良い
Playtime 音楽フェスティバル 7月2日〜4日|ウランバートル近郊
概要:モンゴル最大級の野外音楽フェス。
国内外のロック・インディ系アーティストが出演します。
旅行者向けポイント:
・キャンプ型フェスで開放感抜群
・音楽好き・若年層に人気
・夏のモンゴルらしい雰囲気を体感
ツァータン(トナカイ遊牧民)フェスティバル 7月6日〜7日|北モンゴル

概要:トナカイと共に暮らすツァータン民族の文化を紹介する希少な祭り。
生活様式・衣装・儀礼を見ることができます。
旅行者向けポイント:
・非常に珍しい民族文化体験
・自然・文化志向の旅行者向け
・移動距離が長く日程に余裕が必要
デールを着るモンゴル祭 7月9日|ウランバートル
概要:モンゴルの民族衣装「デール」を着て祝う文化イベント。
市民参加型で、パレードや撮影が中心です。
旅行者向けポイント:
・気軽に参加・見学できる
・写真映え抜群
・短時間の文化体験に最適
ゴビの太陽祭 7月10日|ゴビ地域
概要:ゴビ砂漠の自然と文化をテーマにした地域祭り。
音楽・踊り・地元文化の紹介が行われます。
旅行者向けポイント:
・ゴビ観光と組み合わせやすい
・地域色の強いローカルイベント
・夏の砂漠風景を楽しめる
アラブガル草原 馬祭 7月18日〜19日|草原地域
概要:在来馬文化を称える馬の祭典。
競走や馬文化の展示が中心です。
旅行者向けポイント:
・モンゴルの馬文化を深く理解できる
・草原風景+馬の写真撮影に最適
・自然好き・乗馬興味層向け
ヤク祭(ヤク・フェスティバル)7月23日|山岳地域
概要:高山地帯で暮らす人々とヤク文化を紹介する祭り。
食文化・生活用具・伝統技術が展示されます。
旅行者向けポイント:
・珍しい高地文化体験
・食・動物文化に興味のある方におすすめ
・地方色の強いイベント
草原文化フェスティバル(タルヌトの文化)8月1日〜2日|草原地域
概要:モンゴルの遊牧文化・音楽・踊りを総合的に紹介する草原型フェスティバル。
自然の中で伝統文化を体感できます。
旅行者向けポイント:
・モンゴルらしさを気軽に体験
・写真・動画撮影に最適
・自然好き・文化初心者向け
ウランバートル・フードフェスティバル 8月6日〜9日|ウランバートル
概要:モンゴル国内外の料理が集まる都市型グルメイベント。
伝統料理から現代的フードまで楽しめます。
旅行者向けポイント:
・市内開催で参加しやすい
・食文化を通してモンゴルを知る
・短期滞在者向け
アイラグ(馬乳酒)フェスティバル 8月7日〜8日|ブルガン県
概要:モンゴルの伝統飲料「アイラグ(馬乳酒)」を祝う地域祭り。
発酵文化と遊牧生活を体験できます。
旅行者向けポイント:
・地域色の強いローカルイベント
・食文化・発酵文化に興味のある方向け
・アルコール耐性が弱い方は注意
アイラグ(馬乳酒)フェスティバル 8月8日|アルハンガイ県
概要:草原地帯で開催されるアイラグ文化の紹介イベント。
製造工程や試飲が行われます。
旅行者向けポイント:
・草原風景と食文化を同時に体験
・ゴビ観光とは異なる緑のモンゴル
・食・文化志向の方向け
勇敢な騎馬青年フェスティバル 8月|ヘンティー県
概要:若い騎馬民による乗馬技術や草原競技を披露するイベント。
モンゴルの馬文化の力強さを感じられます。
旅行者向けポイント:
・迫力ある馬のパフォーマンス
・写真・動画撮影に最適
・馬・アウトドア好き向け
シルクロード・ハラホリン文化祭 8月8日〜9日|ハラホリン
概要:古都ハラホリンで開催される、シルクロードをテーマにした文化イベント。
歴史・交易・伝統文化が融合します。
旅行者向けポイント:
・世界遺産エリアでの開催
・歴史・文化に関心のある方に最適
・観光と組み合わせやすい
ゴールデン・サンド 砂丘祭
8月14日〜16日|南ゴビ
概要:砂丘を舞台に開催される砂漠文化フェスティバル。
音楽・スポーツ・自然体験が中心です。
旅行者向けポイント:
・ゴビ砂漠ならではの絶景
・夕日・星空撮影に最適
・夏でも朝晩は冷えるため注意
ゴールデン・イーグル祭(西モンゴル)|9〜10月

どんなイベント?
ゴールデン・イーグル祭 は、モンゴル西部に暮らす カザフ民族の伝統的な鷲狩り(ワシ使い)文化 を、競技形式で公開する世界的にも非常に珍しい文化祭です。
イヌワシと鷹匠が長年かけて築いた信頼関係をもとに、狩猟技術・訓練・絆の深さを競います。
観光イベントであると同時に、無形文化遺産の保存を目的とした行事 でもあります。
旅行者は何ができる?
・鷹匠とイヌワシによる 狩猟技術競技の観戦
・山岳地帯でのダイナミックな飛行シーンの撮影
・カザフ民族の 伝統衣装・音楽・楽器演奏 の鑑賞
・鷲と鷹匠との 記念撮影(管理下)
・アルタイ山脈の壮大な自然風景の体感
日本人向けポイント
・開催地はモンゴル最西部で、長距離移動が必要
・アクセスに時間はかかるが、その分 唯一無二の体験
・写真・映像撮影目的の旅行者に非常に人気
・昼夜の寒暖差が大きく、防寒・防風対策が必要
・都市型観光とは異なる、本格的な文化体験
こんな方におすすめ
・世界でも珍しい文化行事を体験したい方
・動物・民族文化・自然写真が好きな方
・一般的な観光より 深い体験 を求める方
・移動や不便さを含めて旅を楽しめる方
注意事項
・天候により競技内容や時間が変更される場合あり
・移動には国内線+車移動が必要
・英語対応が中心(日本語は事前手配推奨)
・高地・乾燥地域のため水分補給が重要
氷の祭り(フブスグル湖)|3月

どんなイベント?
氷の祭り(ブルー・パール) は、完全に凍結したフブスグル湖の氷上で開催される、
モンゴルを代表する冬の文化イベントです。フブスグル湖は「モンゴルの青い真珠」と呼ばれる国内最大級の淡水湖で、真冬には湖面が厚く凍結し、その自然条件を活かしてこの祭りが行われます。
自然・冬文化・遊牧民の暮らし が一体となった、非常に幻想的なイベントです。
旅行者は何ができる?
・広大な氷原での 氷上散策・写真撮影
・馬ぞり、氷上アクティビティの見学・体験
・夜間の 満天の星空観賞(光害がほぼない)
・ツァータン(トナカイ遊牧民)の文化紹介見学
・冬の伝統音楽・パフォーマンス鑑賞
日本人向けポイント
・気温は −30℃前後 になることもある極寒地域
・防寒装備(ダウン、ブーツ、手袋等)は 必須
・現地での 防寒具レンタル利用がおすすめ
・都市的な快適さより、大自然体験重視
・自然・風景・星空写真が好きな方に特に人気
こんな方におすすめ
・極寒の自然を体感したい方
・星空・氷・雪景色の撮影を目的とする方
・人の少ない静かな環境を好む方
・冬のモンゴルを象徴する体験を求める方
注意事項
・天候や氷の状態によりプログラム変更の可能性あり
・移動距離が長く、体力に余裕が必要
・乾燥が強いため保湿対策必須
・寒さが苦手な方には不向き
