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フイテン Khuiten モンゴル最高峰

フイテン Khuiten モンゴル最高峰

コロナの前に内の登山ツアーに夫婦で参加してくれたヒョウドウナオコさんのブログからコピーしました。naoschizuさんのHP

今回のルート。①タバンボクド国立公園ゲートゲルからBC(3040m)、②高所順応の為マルチン峰4050m登山、③モレーン超えて氷河を3600m HCまで 約5時間、④フイテン4374mアタック。往復してBCまで。約13時間、⑤BCからタバンボクド国立公園ゲル、⑥⑦ロングトレッキング フガン湖、Honton湖、⑧滝を見てロシアンジープでウルギーへ

ウルギー着。朝3時起き Aeromongol 航空で3時間。ちっこいパンとジュースの機内食もらいました。ロシアンジープに乗り込みます。未舗装路を7時間、乗り心地は、、、うちの旦那さんは天井の手すりを必死で握りしめてました。

タバンボクド国立公園ゲートゲル。三カ月前から2棟予約していたとのことだが、一棟には別の家族がいて、入れたのは夕方。遊牧民の約束には確約というのはないらしい。時間も午前か午後の二つなんだとか。

ゲル内部。周辺にベット、人型がついていて沈むので、シュラフをしいて寝る。中央に煮炊きする暖炉。隅にバッテリーがあって裸電球がつく。9時まで明るいので、そんなに電気使わない。トイレは、離れた丘の上 三方のみ囲ってある穴!勇気いります。

今日はBCまで移動。荷物はラクダに乗せる。人は、行けるとこまで車+1時間ほどの歩行か馬かラクダの選択肢。私達はラクダを頼んでいたが、朝になって気性が荒いから1人馬にして!と。私は後ろ足痛めてそうな馬に。渡渉中に急に頭下げて川の水飲むわ、急に草食べるわ、雪に驚いて暴走するわ、、、。いや、私が下手だったんでしょう。足元にはエーデルワイス他花、花、花。

旦那さんは初ラクダ。フタコブラクダのはずが、コブが垂れて垂乳根みたいになっている。働きすぎか、高齢なんだろうか?足場の悪とこでズリズリ足滑らせる。だいぶ不安。

山の神様のお祭りが行われていました。この手前くらいから冷たい雨、霙から雪なりました。シャーマンの力が強いので、毎年このお祭りで雨が降るんだとか。教えてくれよー、前もって。長袖にフリース着てましたが、寒いし、ビショビショ。泣。

BC到着。高山植物が咲き乱れ、リスが駆け回っています。向こうに氷河、遠くにフイテンが見えます。別のグループがラクダが来ないので出発出来ず、足止め食らっていました。

トイレです。実に解放的です。ウッ解放的です。うっかりすると落ちます。載せようか迷いましたが、心の準備しておくと良かろうかと老婆心で載せます。

モレーン登ると近く見える氷河。

高所順応のため、マルチン峰へ。急傾斜です。

モンゴルとロシアの境界。この先はロシアです。もっと有刺鉄線とか軍隊があるのかと思っていました。2メートルほど越境してます。

BCへの帰り道で。

さて、いよいよ今日はHC へ。あいにく曇天から雨。モレーン超えて氷河に。アイゼン履き、クレバスがあるのだ4人でザイル結びます。氷河。いたるところ細いクリークとなっており、小さな見えないクレバスがあります。大きなものは必死で飛び越えます。

風の強さ体で表現してみました。こんな感じ。
一昨日降りてきたパーティーが、上り三時間、下り雪が腐って数時間かかったとの情報で、朝3時出発予定だったが、2時から激しい雷!(私達のテントはストックで固定してあるのに)、暴風雪となる。

おお、なんかかっこいいぞ

延期かな?と思っていたら、7時頃カップラーメンが届く。え、行くの?天気回復しそうだから出発するとのこと。8時出発。先頭のガイドさんが棒を刺してクレバス避けながら進む。

結構な斜度。当初フィックスロープ張ってユマール使うと説明されていたが、雪が積もったので、そのまま登るとのこと。ガイドさん達が第4岩尾根と呼ぶあたりが雪も脆く斜度もきつい。全体的にテクニカルにはそんな難しくはないかな。10何も見えないのでのでスマホのGPSで位置確認。ここが山頂らしい!みんなで抱き合って喜ぶ、

寒いし、雪降るし、即下山。岩尾根の下りは不安定で嫌だったし、踏み抜き地獄だったが、HCまで2時間で下山。ラーメン食べてキャンプ撤収してBC まで下山。今日は2時から起きてるし、長い1日になりそう。

クレバス。これじゃないクレバスに左足が落ちた。
BC付近でまた雨。8時過ぎに帰着。お腹の調子悪いし、風邪ひいてかなりしんどかった。私達は早々に寝たが、ガイドさん達は打ち上げされてました。

今日からロングトレッキング開始。ゲートゲルまでラクダで行くはずが、朝になってラクダが来ないと言われる。正確には、来るかもしれないがいつ来るかわからない、馬は手配できるとのこと。馬はもう堪能したので歩くことに決める。デイジーの仲間、忘れな草など、うーん素晴らしい。ゲルを通過すると、子供達が羊毛製品?持って追いかけてくる。ごめんね、日本円しか持ってないの。

17キロほど歩いてゲートゲルに到着。ソバとビールが用意されていた!スタッフは車で先回りしていたらしい。移動式シャワー:10Lのお湯を袋に入れて、ホースにつないだやつ、周りは囲ってくれている を使わせて頂く。ぬるいけど、久々に体洗えて嬉しい。

なんと!キャビアも。こっちではとても安いらしい。赤いのもあって、イクラと書いてあったが、どうみても小さく、とびっこみたいだった。まあなんらかの魚の卵ですな。

旦那さんの誕生日。スタッフからサプライズでケーキ、ウランバートルハイキングクラブの靴下、チョコレート、ワイン頂きました。ありがとうございます。

人面石。お墓の記念碑的なものらしい。多くは首のところで切られて、失われてしまったよう。ここが、今日のキャンプ地。蚊が多いので、落ちてる牛の糞を集めて数カ所で火をつける。蚊に有効らしい、確かに減った蚊も?

蚊をはたきながら夕飯。私達のは羊の足でなくて、ピクルスときのこと鶏肉。良かった。

湖手前にキャンプ場、小さいストアあり。車で先回りのスタッフの方がコーラ買ってくれてました。冷蔵庫はモンゴルにはないので冷えてないけど、美味しかった。

キャンプ地到着。綺麗な川のそば。旦那さんは早速水浴。結構水冷たいのに。ワイルドオヤジだなー。

翌日。ウルギー出発前に有名な滝を見に行くことになっている。朝から激しい雨。あまり行きたくない。滝まで3~4kmらしい。こちらはもう秋、雨でかなり寒い。滝は綺麗だが、寒くてみんな無口。小さい滝もあるからいきたいかと聞かれたが、勿論No.

雨のなか、鷹を見せて頂く。この時期は鷹狩りはやってなくて、もっぱら観光用だそう。

さて、ウルギーに向けて出発。激しい雨で未舗装路は川と化したり、プールみたいになってる。ロシアンジープは斜め45度になったり、エンジンに水が入って止まったりしながら9時間かけて到着。フンヌエア欠航の為、市内のホテルが軒並み泊まれない状況。カザフ人のドライバーが自宅で夕飯食べるよう言ってくれ、皆でおしかける。申し訳ない。ありがとうございます。